人生の指針となる座右の銘を紹介

座右の銘という言葉をご存知でしょうか。人生の指針のようなもので、過去に偉人が発した言葉など心の支えのような位置づけの言葉のことをいいます。皆さんは座右の銘をお持ちでしょうか。今回は、4つの分野に分けたランキングや面接で使割れることが多い座右の銘を紹介します。

座右の銘ランキング

座右の銘とは、いつも心にある言葉で、生きていく上での指標のようなもの。過去の偉人や著名人が発した言葉や自分なりにアレンジしたものなどたくさんの座右の銘が存在します。ここでは、四字熟語、英語、ことわざ、有名人の言葉にわけてそれぞれのベスト5を紹介します。

シンプルでわかりやすい身近な四字熟語編

漢字四文字で作られた熟語。四字熟語を見ただけでわかるシンプルなものが好まれます。

一期一会

人との出会いやチャンスは、人生で一度きりだと思って大切にせよという意味。書初めでも書かれるなど、座右の銘としている人はかなりいます。

もともとは、茶道に由来するそうです。お茶会に臨むときにこの機会は二度とないので、客ももてなす側も誠意を尽くしなさいという心構えを説いたものです。千利休が弟子に残したとされる言葉といわれています。

七転八起

七回転んでも八回起き上がるということから、人生で起こるさまざまな困難にくじけそうになっても、屈せず起き上がりなさいという意味。入社後の困難にも立ち向かうイメージの良さから、面接で多くの応募者が座右の銘として答えているそうです。

一字違いで、激しい苦痛で転げまわることを意味する七転八倒があります。一字違うだけでずいぶんと違う意味になります。

温故知新

歴史や思想など昔のことを研究して、先人の知恵や知識、見解を得なさいという意味。「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」ともいわれているので聞いたことがあると思います。

古いものは現代では使えないと思われがちですが、考え方は学ぶべきものがたくさんあります。何かに行き詰ったときは、古い関連書籍などを読んでみるのもひとつです。

日進月歩

日に日に進歩しているという意味。進歩するスピードが速いことを表現する場合でも使われます。ただし、作られた歴史には謎も多く日本で作られたのではないかという話もあるほどです。

年々技術の進歩は早くなっていてついていくのも大変ですが、気を付けたいのは、使われないということを常に意識しておくことではないでしょうか。

一所懸命

一か所にとどまり、その場所で命を懸けて生活するという意味。命がけで物事を守ることをいう「一生懸命」とは別の意味です。ただし、一生懸命は、一所懸命の意味から転じて、言葉の持つ意味合いをあらわして「一生」になったという説もあります。

どちらの言葉も命がけという言葉が使われていますが、それくらい思えることに出会えると人生も違ったものになるでしょう。

ちょっとおしゃれな英語の座右の銘

英語はしゃべれなくても、英語の座右の銘を語れるとなんだかかっこいいと思ってしまいます。ただし、意味や成り立ちを理解してから使いましょう。

「one for all all for one」

一人は皆のために、皆は一人のためにという意味。団体競技などのスポーツの場面で使われることが多く、自分勝手に動いたりしないように、周りを見ながら自分の役割を意識して行動しようという意味です。

ところで、似て非なる言葉に「連帯責任」という言葉があります。失敗はみんなの責任という日本独自の考え方ですが、「one for all all for one」を使って連帯責任を語るのは、間違いです。

「Failure is success」

失敗は成功のもとという意味。成功の陰にはたくさんの失敗があるということと、失敗を悲観して諦めるのではなく、失敗から多くのこと学んで活かせという意味が含まれています。

さまざまなプレッシャーから、緊張してしまい失敗してしまうことはよくあります。その失敗から次に同じことをしない術を学べば、自分の財産になるだけではなく、ほかの人にも有益な財産となります。

「The life is an encounter」

人生とは出会いであるという意味。意識していないかもしれませんが、人は、知人、他人などたくさんの人と出会っています。多くの人に出会うことで、知らない世界を知るきっかけにもなります。

ちなみに、最近ではSNSなどを通した出会いもあります。疎遠になっていた友人とつながったり、共通の趣味の仲間とつながったり、出会いにもさまざまな形があります。

「Don’t think feel」

考えるな、感じろという意味。これは、アクションスターのブルース・リーの言葉で、ごちゃごちゃと頭で考えてないで、感覚を感じ取れということです。

普段こういうシチュエーションになることはあまりありませんが、芸術や音楽の分野では、特に必要なことかもしれません。

「Laugh with a smile」

にっこり笑ってという意味。笑顔は人を幸せにするという言葉があるように、つらい時でも笑顔でいることが大切ということです。無理やり笑顔を作るというよりは、そういう心がけでいることが大事ということです。

第一印象でいいイメージを持ってもらうには、笑顔でいることといわれるほど、人は笑顔に惹かれます。心の底から楽しんでいることが伝わるからかもしれません。

先人知恵や思いが詰まったことわざ

昔から語り継がれてきた生活の知恵や大切な教えを短い文章で表現したもので、1000年前にはすでにあったといわれています。

継続は力なり

何ごともあきらめずにやり続ければ必ず力がついて成功するという意味。勉強やダイエットなど継続してやらないと身につかないものの場合に、この言葉を掲げている人が多い座右の銘のひとつです。

ちなみに、継続することは大事ですが、間違った知識や方法で続けてしまうと成功から離れていってしまうので注意が必要です。

情けは人の為ならず

人に情けをかけると巡り巡って自分に返ってくるという意味。情け=親切にしておくとゆくゆくは自分も親切にされるということです。

ちなみに、情けをかけることは人のためにならないという意味ではないので注意してください。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

知らないことは積極的に聞きなさいという意味。わからないことを恥ずかしさから聞けないまま過ごしてしまうので、そのいらないプライドが恥ずかしいということです。

また、必要な知識が得られないことから自分の財産となるべきものを放棄したことにもなります。

石の上にも三年

何ごとにも忍耐強さが大事だという意味。多くの月日を費やすことで冷たい石も温まるということです。

新入社員に向けた言葉としてよく使われますが、入社後、自分の思った仕事ができないことに嫌気を差してすぐ辞めるのではなく、しばらくはやってみましょう。続けることで、無駄なことの説明が説得力あるものになります。

思い立ったが吉日

何かを始めようと思ったらすぐに始めなさいという意味。吉日というのは、本来、暦によって知ることができる縁起のいい日ですが、このことわざでは、始める日がいい人しています。

間食や禁煙など「明日から」としていませんか。思ったなら、今日から始めましょう。明日になったらまた明日になります。

多くの人に影響を与える有名人の言葉

芸能界、スポーツ界をはじめさまざまな分野の有名人が発した言葉は、ときに人々の心に響くことがあります。

成長は与えられるものではなく、自らの手で勝ち取るもの(チャールズ・ケタリング)

米国で300以上の特許を持つ発明家として有名なチャールズ・ケタリングの名言。電動レジスターや車のセルフモーター、電気式ヘッドライトを発明しています。

新しいことをするときには多くの困難が立ちはだかります。その困難を一つずつ乗り越えていって生み出された発明の数々は、ケタリング自らが勝ち取ったもの。困難に負けない強い思いを持つことも必要です。

志を立てるのに遅すぎるということはない(スタンリー・ボールドウィン)

イギリスの首相も務めた政治家。家業を経て、41歳で下院議員に当選、56歳で一度目の首相となり、68歳で2度目の首相を務めました。

政治家としては遅咲きだったにもかかわらず首相にまで上り詰めたことから言われた言葉です。もう〇〇歳だからという言い訳をいう前にどうすればできるかを考えてみるのもいいかもしれません。

どんな洗練された大人の中にも、外に出たくてしょうがない小さな子供がいる(ウォルト・ディズニー)

世界中の人々を魅了するディズニーの生みの親。世界中にあるディズニーパークは、夢の国として子供だけではなく大人も夢中になる何かがあります。

どこか子供っぽさのある人は、周りからも好かれる人気者なのかもしれません。ただし、子供では、人は離れてしまうので気を付けなければなりません。

人間は、元々そんなに賢くありません。勉強して修行して、やっとまともになるのです(瀬戸内寂聴)

天台宗の僧侶でありながら小説家でもあり数多くの著書を出しています。僧侶ということもあり、人生は修行として常に勉強しているようです。

今の地位におごることなく、謙虚に勉強をつづけることが大事ということ。頭の勉強だけではなく心の勉強も必要です。

自分の夢、そんなに簡単に諦められるかって話でしょ(本田圭佑)

サッカー日本代表として、海外でも活躍する本田圭佑選手の言葉です。自分で掲げた夢ならあきらめずに思い続け、同時に達成できるよう努力しろということです。

最初は憧れが強い夢でも、努力を続けるうちにどうしても実現したい夢に変わります。夢を持つことも、努力することも大事です。

面接で答えるとよい座右の銘の例とは?

座右銘とする言葉はたくさんありますが、なかでも、面接にいいとされている座右の銘を紹介します。

ちりも積もれば山となる

小さいことも積もり積もれば大きなものとなるという意味。ほとんどの仕事は、小さなことの積み重ねで成り立っているので、コツコツと積み重ねて、会社に大きな貢献をもたらすという思いが伝わる座右の銘です。また、コツコツ仕事を怠ることなく積み重ねていくことを伝えられるとベストです。

ときには心の支えにもなる先人の言葉

さまざまな座右の銘を紹介しましたが、皆さんの座右の銘はありましたか。座右の銘は、常に心に思う言葉なので、本来は、自分の言葉で考えるのが自然ですが、思いを言葉にするのは難しいものです。そんなときは、先人の言葉を借りるのもひとつ。言葉と意味を調べて自分の思いに合う座右の銘を探してみてください。